10年以上前にヨガに出会い、ヨガが生活の一部になっている、ブログ管理人のayaです。
気分転換にヨガスタジオに通っているうち、しだいにその魅力にすっかりはまってしまいました。
この記事では、
12年以上ヨガを続けて実感している、ヨガのダイエット効果について、
-
- 身体へ効果
- 心への効果
そして、
- 心の健康がもたらすダイエット効果
- ヨガをするときに注意したい事
について、書いています。
ヨガは何千年も前から伝わってきて今も多くの人が実践しているエクササイズ。
美しい身体と心をつくるその効果の秘密はどんなことにあるのでしょう?
ヨガはダイエットに効果があると実感したこと
これは、私の経験です。
ヨガに出会う前は、体力アップとダイエットのためと思って、スポーツクラブに長く通っていました。
エアロビクスやダンスのあと筋力トレーニングメニューを週に2~3回も続けていたんです。
なので、体重はそんな減らず・・・
さらに激しいエアロビクスのクラスを受けたり、回数を増やしたり、いつの間にか義務感で運動を続けていました。
そんな時にたまたま、ヨガの体験レッスンに行ったのです。
ゆっくりとしたポーズを繰り返し行っただけなのに、翌日から3日間はすごい筋肉痛・・・
そして、続けるうちに身体がぐんと引き締まっていくのがわかりました。
ヨガでダイエット効果があるのは、ポーズで燃焼するカロリーだけではないんです。
では、ここからなぜヨガがダイエットに効果があるかということをみていきましょう。
ヨガがダイエットに効果があるといえる理由とは
ダイエット効果をもたらすヨガの効果として、
- ポーズや呼吸が直接身体にもたらす効果
- ヨガを通じて、心に変化をもたらしてくれる効果
の2つがあります。
まず、直接身体に効果がある点について。
私がヨガをして感じたのは、エアロビクスや筋トレほど激しい動きではないのに、筋肉痛が起きたり、引き締まったことです。
これはどうしてそうなったのでしょう?
ヨガが身体に与える効果
ヨガで、アーサナと呼ばれるいろいろなポーズがあります。
例えば、
- まっすぐに手を空に向かって伸ばす
- 片足でバランスをとる
- 深く前屈する
- 真横に身体を曲げる
こんな動きは普通の生活ではあまりしませんよね?
こんなアーサナをすることで、普通は使わない筋肉を使います。そしてアーサナの時に、使っている筋肉を意識することと、呼吸と連動して動かすことで身体にうれしい変化が起きてきます♪
次はヨガの呼吸法が身体に効果がある点についてみていきますね。
ヨガの呼吸でお腹(体幹)が引きしまる
ヨガのポーズをするとき、呼吸を止めないようにってよく先生から注意されます。
その呼吸法の1つ、腹式呼吸は、吸うときにおなかを膨らませ、吐くときに腹筋の力を使って吐き切る。この時に意識的に腹筋を使います。
呼吸とポーズの連動で、お腹周り(体幹)が引き締まってきます。
また、ポーズを繰り返すことで整うという効果も期待できます。
身体を正しい状態に戻す効果
ヨガをするときは呼吸とともにゆっくり動きます。
筋肉を意識して負荷を与えることで、身体の中かから正しい状態に戻す効果があります。
どうです?メリットだらけでしょう?私がヨガにどんどんはまっていったのはこれらを実感したからです♪
そして、ヨガは代謝をアップしてくれるといううれしい効果も。
ヨガのポーズで代謝がアップ
ヨガは有酸素運動。ゆっくりですがヨガのポーズをすることで体脂肪が燃焼します。また、呼吸を意識的にすることで、「自律神経(交感神経と副交感神経)のバランス」が整って代謝も活発に。
ヨガで筋力アップ
ヨガには、基本的なポーズから、アドバンスといわれる難しいポーズまでたくさんの種類があります。難しいポーズは、体幹や筋力を必要とするものがあります。
はじめはとてもできないと思っているポーズでも、続けて行くことで、だんだん筋力がつきます。
ここまで、ヨガが身体にもたらす効果についてみてきました。次は「ヨガを通じて、心に変化をもたらしてくれる効果」について、お話ししましょう。
実は、ヨガの効果は身体に与える効果よりむしろ、心に与える効果のほうが大きいと私は実感しているんです。
ヨガが心にもたらす効果
ヨガが心にどんな効果をもたらしてくれるのかを、詳しく説明していきます。
自己肯定感を得ることができる
私がヨガを続けてきて感じた心の変化で、1番大きかったのは、自分を認めてあげられるようになったこと。
- 自分は太ってる
- つまらない人間だ
- おしゃれじゃない
- あの人みたいにきれいだったら
そんな風にコンプレックスのかたまりだった私。
ポーズや呼吸法、ヨガ哲学に触れてきて、「自己肯定感」つまりありのままの自分でいいって心から思えるようになりました。
止滅なんて、聞きなれない言葉ですが、おだやかで満たされた状態で、感情に心がかきまわされず安定していることなんです。
ヨガを通じて、身体の調子が整うと、心や精神も健康になります。
ストレスの感じ方が変わる
気持ちが元気だと、少々のことなんて「大丈夫!!」っていう気分になれますよね。
私たちは常にさまざまなストレスにさらされ、感情が渦巻く中で生きています。
めまぐるしい生活の中で忘れていた本来の自分の姿をゆっくりと時間をかけて思い出していくのがヨガの実践です。
今まで悩んでいたことが特に問題と感じなくなるし、心がシンプルに。
自然と一体化する意識、あるがままの状態に感謝する気持ちが生まれてきます。
食欲がコントロールできる効果
自分が心地よい状態を知るようになると、自分にとって必要な食事の内容、量がわかるようになります。
また、
- ファーストフード
- インスタント食品
- 添加物の多いもの
- 塩辛すぎるもの
- 脂っこいもの
- 甘すぎるもの
これらが欲しなくなってきます。イライラして、食べ物でストレスを解消するようなことが減っていきます。
ヨガをしている人でベジタリアンやビーガンの人が多いのもそのためかもしれません。
もちろん、ヨガをするからといってベジタリアンにならなきゃいけないわけではありませんからご安心を。
食べたいものを我慢する。から、食べたいものが変わっていくことでダイエットにつながるって素敵でしょう?
ここでちょっと、ヨガの歴史を。歴史を知ることでさらにヨガの魅力がわかるかも。
ヨガの歴史を知ってもっと好きになろう
ヨガはおよそ4500年前(紀元前2500年)に古代のインドで修行法として生まれたといわれています。もともとは「修業の一つ」で、瞑想によって心をコントロールするために行うものとされていました。
ヨガはヨーガ、ユジュともいい、「つなぐ」「結ぶ」という意味を持つサンスクリット語です。
いまのヨガに近い形になったのは700年前。アーサナ(ポーズ)や呼吸法(プラーナヤーマ)を加えたハタヨガが生まれました。
インドで生まれたヨガは、1970年代にアメリカでブームとなり、1990年代にはアメリカを中心にファッショナブルなスポーツとして洗練され、女性を中心に生活に根付いたのです。
洗練されたヨガはアメリカから各地へ波及しました。マドンナやレディーガガなどヨガを実践しているセレブは多く、美と健康を保つために欠かせないものとなっています。
ヨガの効果や、歴史にまで触れてきました。でも、ヨガをするときに気を付けなければいけないことがあります。
ヨガをするときに注意したいこと
こんなに素晴らしいヨガも、誤ったやり方で行うとけがをしたり身体を壊す原因になることがあります。
自分の身体をよく知って動く
身体が固い人はヨガには向かない?
いいえ、全くそんなことはありません。
自分の身体の固さに気づくことができているのはチャンス。ゆっくり呼吸に合わせてポーズを行うこと、ちゃんとした体の使い方を知って繰り返すことで可動域は広がっていきます。
ただし、ほかの人と同じようにしようと頑張りすぎてけがをしないよう注意が必要です。
また、ホットヨガは高温多湿の環境で行うため、
- 筋肉が緩んで動きやすい
- デトックス効果がある
と言われています。
ただし、体が温まっているため通常より筋肉を伸ばしすぎ痛めてしまう可能性があり注意が必要です。
ヨガをしてはいけない人
けがをしている時、急性期の腰痛などの時はヨガを休みましょう。
妊娠中でもヨガはとても良いものですが、必ずマタニティヨガの指導者のもとで行いましょう。
また妊娠初期の安定していない時にはお勧めできません。
自分に合ったスタイルを見つけること
ヨガはゆったりしたものからハードなものまでたくさん種類があります。
最近はDVDやYouTubeで自分でできるものがあって、気軽です。
ですが、できれば先生にポーズをチェックしてもらいながら練習をしてほしいですね。もし可能なら、ヨガスタジオなどで先生について練習するのがベスト。
自分ではできているつもりでも、身体の使い方や筋肉の意識の仕方でぐ~んと効果は変わってきます。また、自分流のやり方でけがをしないように、指導を受けるのは大事です。
ヨガのスタジオはたくさん増えてきました。
ヨガの種類も
- アシュタンガヨガ
- シヴァナンダヨガ
- ジバムクティ
- ラージャヨガ
- インヨガ
- アロマヨガ
など、様々なスタイルのヨガがあります。
実際にクラスを受けてみて、自分に合ったヨガのタイプや指導者を見つけましょう。
まとめ
ヨガの効果は身体や心を整え、正しい状態に戻してくれるんです。
結果的に無理なく、ダイエット効果があがるから、一時的なものではなく、一生ずっと健康でいることができるものなんです。
ぜひ、ヨガを生活に取り入れてみませんか。
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