ポーズのかたちより呼吸のほうが大切ですよ。
ヨガ歴12年、趣味が高じてヨガティーチャーの資格もとっちゃったブログ管理人のayaです。
ヨガの呼吸がうまくできない・・・こんなお悩みを聞くことがあります。
- 鼻呼吸がうまくできなくて苦しくなってしまう。
- 先生のガイドに合わせて呼吸がうまくできない。
- ポーズの途中で息が切れちゃう・・・
あなたは、どうですか?
ヨガでは、ポーズの完成形をめざすことより、呼吸が気持ちよくできてることが大事なんですよ~(^_-)-☆
気持ちよく呼吸をしながらポーズをすると、ふだんより自分の身体を繊細に感じることができます。
呼吸の方法をマスターして、ヨガの効果をたっぷり受け取りましょう。
ここでは、
- ヨガの呼吸がうまくできないのはなぜ?
- ヨガの呼吸がうまくできないのは口呼吸が原因??
- ヨガの呼吸法をやってみよう
の内容で、もっと気持ちよく呼吸ができるようになるコツをお伝えしています。
ヨガの呼吸がうまくできるコツは?
ヨガの時に呼吸がうまくできないのは、
慣れないアーサナをするのに一生懸命になりすぎて、呼吸を忘れてしまったり、頑張りすぎて息を止めてしまったりすること。
気持ちよく呼吸するということを優先したら、案外楽にできるようになるものです。
私が考える、呼吸がスムーズにできるようになるコツは、
- 初めはマイペースで
- 呼吸を感じてみよう
- 呼吸を止めないで
- 呼吸と一緒に動く気持ちよさを味わう
この4つです。それぞれ詳しく説明していきますね。
初めはマイペースで
ヨガスタジオなどで、先生のガイドに息の長さが合わないと感じたことはありませんか?
周りの人が気になるし、慣れない動きもあるし・・・そう。マイペースを保つのは意外に難しい。
慣れてきたら、吸う息吐く息を、ゆっくり4つ数えるくらいの長さにできるよう、焦らず練習してみましょう。
呼吸を感じてみよう
普段は誰でも、自然に呼吸をしてます。
ヨガの時は、その呼吸をちゃんと意識します。
座って目を閉じ、呼吸をひとつひとつ大切に味わうといいですね。
それから、吸う息、吐く息で、身体が広がったり小さくなったりするのを観察してみましょう。
呼吸を止めないで
ヨガの時楽に呼吸していますか?ポーズをがんばりすぎて、息が止まっていませんか?
楽な呼吸ができるくらいが、ポーズの強度のめやすです。
呼吸と一緒に動く気持ちよさを味わう
ここで、ちょっと実験です。2つの息の使い方を比べてみてください。
座ったままでいいので、息を吸いながら、両手を横に広げ下から上にゆっくり回し上げ、息を吐きながら両手を上から下へゆっくり下ろしてみましょう。
2回目
同じく、座ったまま、息を吐きながら、両手を横に広げゆっくり下から上に上げ、息を吸いながら両手を上から下ろします。
呼吸と動作の関係を見てみると・・・
吐く息:下ろす、根づく、力を入れる
この感覚を知っていると、ポーズと呼吸がつながってきますよ。
ヨガの呼吸は、鼻から吸って鼻から吐くが基本です。「鼻呼吸」って大事です!
ヨガの呼吸がうまくできないのは口呼吸が原因??
もしも、あなたが鼻呼吸するのが難しく思ってるなら、知らず知らず口で呼吸をしているのかもしれません。
鼻呼吸と口呼吸の違いとは
口呼吸は、様々な悪影響があるといわれています。鼻呼吸ができない状態なら別ですが、ぜひ鼻呼吸に直していきましょう。
口呼吸が習慣になっていると、
- 風邪をひきやすくなる
- 免疫力が低下する
- 代謝が悪くなる
- 酸素を体全体に届けにくい
など、いろいろ身体に良くない影響があるんですね~。
反対に、鼻呼吸は私たちの身体を守る効果があるって知ってますか?
それは、
- 鼻から呼吸をすることで、鼻水が空気を加湿する
- 鼻毛が、空気をきれいにする
- 鼻の粘膜が細菌やウイルスを吸着
- 鼻の奥を空気が通って脳の熱を下げてくれる
もしも、口呼吸してたなら、鼻呼吸になれるようふだんから気を付けてみましょう。それだけで、体調が改善するかもしれません。
ヨガの呼吸は、プラーナヤーマ(調気法)といい、大切なヨガの練習のひとつです。
ヨガの呼吸をやってみよう
ヨガでは、ポーズの練習の前後に、呼吸に意識を向けていく練習をします。
ヨガの呼吸には、
- 腹式呼吸
- 胸式呼吸
- 完全呼吸
- ウジャイ呼吸
- カパラバーティ
- アヌローマヴィローマ(片鼻呼吸)
など、様々な呼吸があります。
ヨガの呼吸法のやり方や、コツについて、詳しくはこちらの記事をどうぞ。
自宅でも取り入れやすい、簡単な呼吸の練習を2つ紹介しますね。
ふだんからできる2つの呼吸
ここでは、簡単な2つの呼吸を紹介します。ぜひ、普段の生活でも取り入れてみてくださいね。
ご紹介するのはこの2つです。
- 腹式呼吸
- 均等な呼吸
まずはじめに、腹式呼吸。
腹式呼吸
さあ、腹式呼吸をガイドに沿って、やってみましょう。
- 楽に座って、背中が伸びるようにします
- 両手を重ねて、おへそのあたりに置きましょう
- 意識を呼吸にむけていきます
- 息を鼻から吐ききって
- つぎに息を吸ったとき、お腹をふくらませるようにします
- 吐くときに、手で軽く押すようにして息を吐き切ります
これをしばらく続けてみます。
普段の呼吸は、とっても浅いものです。腹式呼吸で、肺の中の空気をぜ~んぶ入れ替えてエネルギーが満ちてくるのを感じましょう。
次は、呼吸の長さを一定に保つ呼吸です。
均等な呼吸
これはサンスクリット語で、「サマ・ヴリッティ・プラーナヤーマ」といい、吸う息と吐く息を同じ長さにする呼吸です。
- あおむけか、楽な姿勢ですわります
- はじめに呼吸に意識を向けていきましょう
- 落ち着いたら、呼吸の長さを整えていきます
- はじめはゆっくり4つ数えるくらいの長さで
- 吸って、吐くで、1回として、5回~8回くりかえします
- 呼吸の長さを5つにして5回~8回づつけます
- 呼吸の長さを6つにして5回~8回づつけます
- そのつど、身体や心がどんなふうに感じているか確かめてみます
- どこかに力が入っていたら、リラックスしましょう
ゆっくりじっくり取り組みましょう。これは、ストレスを解消して、心をリセットできる呼吸です。
ふと思いついたらいつでもやってみてくださいね。
呼吸でリラックスするコツはこちらの記事もどうぞ。
では、さいごにここまでをまとめます。
まとめ
「ヨガの呼吸がうまくできない」という悩みを解決して、呼吸を感じながらヨガをしてほしい。
という思いで、
- 呼吸がうまくできるためのポイント4つ
- 口呼吸と鼻呼吸の話
- 普段からできるヨガの呼吸2つ
この内容でお送りしました。
私の愛用しているヨガグッズの紹介をしています(*’ω’*)
ぜひ、あなたのヨガがさらに輝くように気持ちいい呼吸をGetしてくださいね~(#^^#)
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