クレジットカードの引き落とし予定額をみてびっくり!
知らない請求がこんなにあるのはいったい何?
海外旅行は、美しい景色に出会い、異文化に触れられる時間。ショッピングも、地元グルメも楽しみですよね。
我が家も先日、12年ぶりの海外旅行で、夫婦でハワイ旅行に行ってきました。
ところが2ヶ月後、ハワイで使ったクレジットカードが、スキミング被害にあっていたことが分かったのです。
この記事では、
- 被害に気づいたきっかけは?
- その後の対応はどうしたのか。
- スキミングの被害を防ぐ方法ってあるの?
- 被害にあったらどうすればいいの?
という内容を、私の体験を元にまとめました。
せっかく楽しかった海外旅行が、嫌な思い出になったら残念過ぎますよね( ノД`)。
私の体験が、あなたに役立つかもしれません。よければ最後までお付き合いください。
どうやってスキミング被害に気づいたか、いきさつからお話ししましょう。
スキミング被害なの?クレジットカードが使えない!?
それは6月のある日のこと。
出かける前に、Amazonで気になっていた本を注文しました。
すると、こんなメールが・・・
「カードの利用承認が得られませんでした」というメッセージが返ってきたのです。
おかしいな~と思いながら、「古いメールアドレスでログインしていたのかな?」と思い、注文をやり直しました。
するとその日の昼前、今度は、定期購入しているコーヒーショップから、「カード会社の承認を得ることができず、引き落としできないので、確認して欲しい」とメールが。
んん?これはおかしい。
それにしても、その時期の引き落としは終わったはずだし・・・
それに、先月は数千円しか使っていない。
限度額を超えるなんてことありえないぞ。
と、頭の中がぐるぐるまわって・・・(*_*;
とにかく限度額の設定がどうなっているか、クレジットカードの請求詳細などを確認してみました。何気なく、来月の請求予定を見てみると・・・
えっ?何?Σ(・□・;)
請求予定が35万円近いではないですか!!
明細には、覚えのない、英語の名前で11万円以上のクレジット利用が、同日に3回もあったんです。
その時、職場にいた私。表面上は落ち着いた顔して、でも内心かなり慌てふためいていました。
だって、「電話しなくちゃ!」と手に持ってるのにスマホを探し回っていましたから(^^;;
とにかく落ち着け落ち着け。
とりあえず、カード会社の盗難・紛失係に電話し、把握できてる内容を伝えました。
すると、カード会社の方でも、その取引金額を不審に思い、数日前に問い合わせの電話をしてくれていたことがわかりました。
どうせ、カード会員向けの生命保険の勧誘か何かだと思っていました。(-_-;)スミマセン
カード会社でチェックしたら、ロサンゼルスの会社の航空券の請求らしいとのこと。
その金額を、私の口座から引き落とされないよう処理してくれることになりました。
また、航空券代33万円は、不正利用として、保険で補償できることが分かりました。調査会社がその内容を精査するそうです。
そこで、ようやく、スキミングの被害にあっていたのだと、気づいたのです。
スキミングなんて全然考えてなかった・・・
さて、スキミング被害がわかった後の対応がどうなるのか、詳しくお伝えします。
スキミング被害を報告したら、どうなるの?
カード会社のオペレーターさんからは、以下の対応をします。と詳しく説明がありました。
- これ以上被害を出さないように、対象のカードの使用をただちに停止
- 新しい番号でクレジットカードを再発行する
- 同じカード会社のETCカード、EXカードは使える
- 不正分の金額は通常、一旦引き落とし、不正と分かったあとで払い戻しとなる
- 今回は金額が多額なのと、明らかに不正と思えるので、請求はしないで、クレジットカードの付帯保険で処理する
- 調査書類を送るので海外でカードを使用したことなど記載して、返送して欲しい
- 公共料金の支払いを該当カードでしている場合、自分で変更手続きが必要
分かりやすく、細やかに教えてもらいました。不安なことがあれば連絡くださいとも。
カスタマーサポートに問い合わせると、新しいクレジットカードの登録後に使用可能とのこと。
ん~もう!自分のせいじゃないのに、めんどうなことだ~
とにかく、こんなことが自分にも起きるんだとびっくり。引き落とされる前に気づいてよかった・・
海外でのクレジットカードの利用は、要注意だと痛感した出来事でした。
ところで、スキミングって詳しくはどういうものなんでしょう?
スキミングってどういうこと?
クレジットカードの情報を不正に入手し、偽造のカードを作り不正使用することをスキミングというそうです。
スキミングは、スキマーという装置を使って
ATMで現金を引き出すとき、
カードで料金を払う時、お店の人や従業員が意図的に
ロッカーや金庫から盗み出したカードから
カードから情報だけを奪う手口です。そのため、本人が気がつかないうちに被害にあうのです。
最近は被害が急増しているとか・・・
ハワイでは、カフェやレストランの支払いの際は、テーブルで清算するので、お店の人にクレジットカードを渡します。
スキミング被害にあうのを防ぎようがない気が・・・
どう対策を取ればよかったのでしょう?
VISAカードのサイトには、こんな対策が進められていました。
スキミング被害に合わない対策
- ICチップのついたカードにする
- 盗難保障をつける
- 暗証番号入力の時は観られないよう手で隠す
- 分かりにくい(誕生日などではない)暗証番号にする
ほかに、海外で使ったカードの暗証番号は、すぐに変えたほうがいいと言っている人もありました。
巧妙な手口で、増加するスキミング被害・・・
もし被害にあっても、早く気づくことで、被害が大きくならないようにすることが大事です。
被害にあっても早く気付くための対処法は?
被害に早く気付くためには、クレジットを利用した記録を残し、引き落とし金額と突き合わせることではないでしょうか?
- クレジットの領収証を取っておく
- 請求明細の金額と突き合わせる
- 不正と思われる請求があったらすぐにクレジット会社に連絡する
クレジットの場合は赤い字で記録し、後日クレジットの金額を確認しています。ハワイで使ったレシートを保管し、Excelに整理していたので、間違った引き落としがないかすぐに確認できました。
ただ、「スキミングをしたのは、あの店?あのカフェ?」なんて疑ってしまい、とても残念です。
最後に、ここまでお話ししてきたことを振り返っておきますね。
終わりに
ある日、突然「クレジットカードが使えない」事件が発生!なんと、スキミングの被害にあっていたことが分かりました。
カード会社に連絡した経過と、対応や、スキミング対策などをまとめると・・
- 不正利用があったときは
- カードの使用中止、再発行になる
- 不正利用された、請求はされないか、払い戻しを受けることができる
- スキミングの対策のためには
- ICチップ付きのクレジットカードを使う
- 盗難保障をつける
- 暗証番号を見られないようにする
- 推測しにくい暗証番号にする
- スキミングの被害に早く気付くための方法は
- クレジット払いの領収書を捨てない
- 請求金額と突き合わせることを習慣にする
今回のことは、いい勉強になったと思ってます。自分でできる対策をするしかありませんね。
こんなことでめげて、「海外旅行になんてもう行かない!」・・・なんてことは言いません(笑)
「次はどこに行こうか?」とまたまた、旅大好き病発生中です!!
コメント
大変な目に会いましたね。いつ自分も同じ事が降りかかるか分かりません。そんな時に参考になると思います。次回の旅でこの経験を生かして楽しい旅になるようお互い頑張って行きましょう
林さん、コメントありがとうございました。本当にびっくりです。
先日もセブンペイの悪用がありましたね。手口が巧妙になっているので避けがたい気もします。
怪しげなところではカードを使わないよう気をつけたいと思います。