raw food(ローフード)って知ってますか
ローフードは19世紀の初めにアメリカの医師たちによって示された「ナチュラル・ハイジーン」”自然の法則に基づいて生き、食べていたら健康な状態で生きられる”というの考え方に基づいたもの
自然のままの野菜や果物を丸ごと、精製加工しないものを食べることを基本にします。
実感した体の変化
実は、私、去年の夏からraw food(ローフード)を学ぶチャンスがあって自分で言うのもなんですが、すごく勉強しました。
半年間、食生活を変え、実感した体の調子よさ!
生の野菜や果物に含まれる食物酵素、果糖、ビタミン、ミネラル、水分、食物繊維・・
それらが身体を元気に、代謝をすすめてくれて体重は減る、肌はきれいになる、むくみがとれる、風邪もひかない。いいことづくめ。
冬の間休んでしまったローフード生活再開!
なのに、寒い冬の間はついつい生の野菜や果物では冷えるなーと感じ、元に戻ってしまって、ついでにおなか回りもゆるんできちゃいました。ホント、長年の習慣を変えて維持するのはむずかしいものだ~涙
気候も良くなったし、もう一度チャレンジしようと、改めて学んだことをおさらい。体と心のデトックス開始です。
命を保つための人間の体のサイクル
人間の体は食べたものを胃や腸で消化して、食べ物の中の栄養を吸収し、活動するためのエネルギーを取りこんでいて体の隅々の古くなった細胞を入れ替え、血液を作り、体にたまった、老廃物などいらないものを排泄するサイクルで命を保ってるんです。
消化のしくみ
食べたものは噛むことで細かくされ、だ液と一緒に胃の中へ送られます。胃の中にはたくさんのひだがあって、胃酸を分泌し、食べ物をどろどろにして腸に送ります。
小腸で栄養分を取りこみ、大腸でさらに水分や残りの栄養分を吸収し、残りかすが便です。その間、口の中、胃、十二指腸、すい臓、肝臓などから多くの消化酵素を出し、食べ物を分解して体に栄養を取りこんでいくのです。
朝ご飯はたっぷり食べなくちゃ元気が出ない・・・は間違いだった
美味しいものをたくさん食べた後、食べすぎて体がしんどいと感じることありませんか?
食べたものを消化するのにエネルギーが使い果たされて代謝が進まない状態になっています。
こんな状態が続くと体の中に毒素がたまって疲労感、体調不良、ゆくゆくは生活習慣病に。
食べ物を食べて胃から腸へ移動するのにかかる時間
果物や野菜は長くても1時間以内なのに、穀物は1~2時間、肉類は鶏肉が2時間、牛肉が3~4時間、豚肉はなんと5時間もかかることがわかっています。
朝からたっぷりの食事は消化にとても多くのエネルギーを使い、せっかくのデトックスのチャンスを失うしなうことに。
体の24時間のリズムに合わせた食べ方を
午前4時〜正午は「排泄の時間」
起きてからお昼までは体はいらないものを排泄するリズムにあって、その時間には消化が良くビタミンやミネラル、水分が豊富な果物をとるのがベストなんですこの時間は胃や腸など消化にかかわる内臓を休めるのがいいので、フルーツモーニングがおすすめ。果物は食物酵素をたくさん含んでいて消化にあまりエネルギーを使いません。
もし前の日に食べすぎたならお昼まで食べないでいることも必要かも。
正午~午後8時は 摂取と消化の時間
この時間に食べること、そして食べたものを分解します
夕食は午後8時までに済ませたいのはこれが理由。
午後8時から午前4時は 吸収と利用の時間
午後8時から朝方は、食べ物から吸収した栄養素を体の細胞のすみずみに送りとどけ、新しい細胞を作り、古い細胞と入れかえたり、古くなったり、きずついた細胞を入れ替える・・つまり新陳代謝をする時間です。
フルーツモーニングから始めてみよう
いきなりすべての食事をraw food(ローフード)にするのは大変。でも朝ごはんをフルーツに変えるのはとてもやりやすいことです。
フルーツモーニングの基本
- 好きなフルーツを好きなだけ食べる
- 水分の多いフルーツから食べる
- 加熱せず生のまま、室温で食べること
- 水で戻したドライフルーツ、室温に戻した冷凍フルーツでもOK
- 細かく砕くと消化されやすいのでスムージーはさらにおすすめ
- お昼までにおなかがすいたら果物なら食べてもいい
注意すること
*病気がある方は必ず医師に相談を
*できるだけ旬のものを
*無農薬・有機栽培のものを選びましょう
まとめ
ローフード は”自然の法則に基づいて生き、食べていたら健康な状態で生きられる”食べ方で、自然のままの野菜や果物を火を通さず丸ごと食べる、精製加工しないものを食べることを推奨しています。
食事は体を作っているのでローフードを取り入れることでダイエット効果だけでなく、身体の調子を整え、病気を予防することができるといえるでしょう。
朝からお昼までは果物を食べるか水分で代謝と排泄の時間。
ローフード生活は、朝食を果物にすることなら気軽にできることです。
夏に向けてぜひ「朝ごはんをフルーツに。」から始めませんか
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