想像するのは自由ですよね(笑)・・・ところで仮定法に、なんで過去形を使うの?
アラカンから英語学習やり直しを始めたブログ管理人のayaです。
英会話スクールも5年目になりました。まだまだ成長途中で~す(*’▽’)
アラカンだって、ちゃんと英語を身につけたい!でも・・あんまり難しく言われるとなかなか理解ができません(泣)
あなたは、そんなことないですか?
ここでは、つまずきやすい英文法の仮定法について、
- 仮定法で過去形を使うのはなぜ?
- 仮定法過去の文法
- if以外の仮定法過去の表現
この内容で、できるだけ分かりやすくまとめてみました。な~んだ。そうだったのかってわかってもらえたらうれしいです♪
- zero conditioal(ゼロコンディショナル)仮定法現在
- first conditional(ファーストコンディショナル)直接法
- second conditional(セカンドコンディショナル)仮定法過去
- third conditional(サードコンディショナル)仮定法過去完了
ゼロコンディショナル、ファーストコンディショナルについては、こちらに書いています↓↓
さて、それではいよいよ本題のセカンドコンディショナル=仮定法過去のお話に入りましょう。
仮定法過去は、「現在の事実に反すること」を言う時に使います。なぜ事実に反することは過去形なんでしょう?
仮定法で過去形を使うのはなぜ?
仮定法が過去形になるのは、事実と違うことを「過去形」で表現してるからなんです。
それは、英語の過去形が持つ意味に秘密がありました。
英語の過去形には意味が3つある
日本語で過去形は、時間的に以前のことを言いますよね。
なんていうおばちゃんのつぶやきは、置いといて・・・。
英語の場合、「過去形」は、日本語とは違ったイメージを持っています。
英語では「過去形」で、
- 時間
- 人間関係
- 現実
これらが「遠くにある、離れている」というイメージで使われるんです。
つまり、
- 時間が離れている→過去のこと、過ぎたこと。
- 人との関係が離れている→親しくないので、ていねいな言い方をする。
- 現実や事実から離れている→仮定法。
これは日本語と同じですね。
例えば、wii を would 、can をcould にするとていねいな言葉づかいになるように。
(現実では違うけど)もしこうだったら・・・という表現になります。
3つ目が、仮定法に過去形が使われている理由なんですね。
仮定法過去の文法
現在の事実に反することを表す仮定法過去の基本形は、
これだけ聞いてもよくわかんないですよね~。具体的に例文で見てみましょう。
仮定法過去の例文
実際の例文をみて、確認していきますね。
(お金があったら、ビデオカメラを買うよ。)
ここでは、have の過去形のhadを使って、「おが金ある」という現実から遠い→「お金がない」という表現になるんですね。
もうひとつ、例文を。
(お金持ちになったら、何か月か旅行に行くわ。)
これも同じ。
I am rich. なら、私はお金持ちです。になるけど、if I were rich と過去形にして「お金持ちから遠い」→「お金がない」と、事実と違うことを明らかにしています。
この時、I was にならずに、I wereになるんですよ。(ちなみにI’dは、I would の略です。)
were の使い方について、ベストセラーの英文法のテキスト、English Grammar in Use をみると、
After if , you can use were instead of was.If I was is also possible.
(if の後に、were を使えます。was でも大丈夫です)
と書かれていました。
とりあえず仮定法過去ではbe 動詞は、were と覚えておきましょう。
仮定法過去の例文をもう少し。
(お金持ちになったら、何がしたい?)
仮定法って、なんだか夢がふくらんじゃう。
(時間があったらやりたいことがいっぱいあるんだよね~。(でも時間がない)
こんな使い方も。
(働かんかったら、お金がもらえない。(働いてるからお金がもらえる))
こんな例文もありました。
(あなたがもし私の立場なら、どうするの怒!)
そうそう、If 以外にI wish を使う、仮定法過去の表現もあります。
if 以外の仮定法過去の表現
if 以外に「I wish +仮定法過去」でも表現します。
I wish で表現する仮定法過去は、事実と反することを、「もしだったらなぁ」「こうだったらよかったのに」と手が届かない望みとか、後悔するニュアンスがあります。
これも、例文をみていきましょう。
(彼の電話番号を知ってたらなあ。(彼の電話番号を知らない))
(飛びたいって思ったことある?(飛べないけどね))
最後にここまでを簡単にまとめておきましょう。
まとめ
仮定法で過去形が使われるのはなぜか?
それは、
- 英語の過去形が、3つの「遠い」というイメージとして使われていることに関係していました。
3つというのは、
- 現在から遠い
- 人間関係が遠い
- 現実から遠い
でしたね。
仮定法過去の文法は、
- 「If+主語+動詞の過去形, 主語+would(should / could / mightなど)+動詞の原形」
また、
Ifを使わない I wish+ 仮定法過去 という表現もありましたね。
どうでしたか?仮定法過去について、わかった~って思えましたか?
よく、もっと若かったら・・・な~んて、仮定法過去で嘆いているひとがいますけど、
そんなのナンセンス!これからの人生で今がいちばん若い日ですから。
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