永観堂の紅葉を堪能しよう!2018年ライトアップや周辺の見どころ

大学時代京都に住んでいた私は、今でも桜の時期、紅葉の時期はもちろん年に3~4回は訪れています。
紅葉の時期は一年中でも最も京都が美しいと思います。

私が思うくらいだからみんな同じで、最近は特に観光客が多すぎる京都・・・
それでも心を尽くして手入れされた赤や黄色の錦に染まるお庭を見に行きたいですよね。

京都はどこも大好きですが、中でもお気に入りは哲学の道の周辺。何回も、いえ何十回も通った場所です。

今回は、その哲学の道周辺にある、むかしから「秋はもみじの永観堂」と名高い、もみじの名所「永観堂(禅林寺)」をご紹介します。

永観堂は京都市左京区にあるお寺です。永観堂から銀閣寺までの琵琶湖疎水に沿った道が、哲学の道です。


永観堂のもみじ

永観堂には約3000本のカエデが植えられ、御影堂の裏の岩僻地には岩垣もみじ(カエデ科のタカオカエデ)があります。
その美しさに、平安時代の文人で永観堂の地の持ち主だった、藤原関雄(ふじわらのせきお)は

奥山の岩垣もみぢ散りぬべし照る日の光見る時なくて (古今集)と詠んだほど。

広い境内の全域に紅葉が見られ、毎年紅葉の時期には境内全体が鮮やかな赤に染まり圧巻の美しさです。

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このみごとさゆえ、紅葉の時期の混雑はかなりな様子です。それでも一度は訪れてその美しさを見たいもの。

永観堂 基本情報

  • 住所:京都市左京区永観堂町48
  • 電話:075-761-0007
  • 拝観時間:9:00~17:00
  • 拝観料:600円
  • 秋の寺宝展期間(2017年は11月3日~12月2日)は1,000円

  • ライトアップ情報

    「紅葉ライトアップ2018」は2018年11月3日(火)~12月2日(水)(要確認)

  • 時間は17:00~21:00(受付終了20:30)
  • 拝観料600円
  • 入れ替え制。なお寺宝展は日中のみです。

  • アクセス

    京都市バス

  • 5系統「南禅寺・永観堂道」下車徒歩3分
  •  

  • 100系統、32系統「宮ノ前町」「東天王町」下車徒歩5分
  • 5系統も100系統も人気の観光地を走る路線なので大変混み合います
    地下鉄を使うと徒歩15分と少し歩きますが、スムーズです。蹴上から南禅寺を通って永観堂へ歩くがおすすめ。

    市営地下鉄

  • 京都駅からは烏丸線で烏丸御池で東西線乗り換え
  • 蹴上駅下車、徒歩15分

  • 永観堂の見どころ

    見どころは何といっても紅葉です。境内には約3000本のカエデが植えられて、境内を真っ赤に染め上げるその様は圧巻です。

    方丈池に映る紅葉

    中央の方生池(ほうじょういけ)に映る紅葉と方丈池に浮かぶ弁天島は永観堂の代表的なスポットです。

    多宝塔周辺

    境内で最も高い位置にある「多宝塔」周辺のもみじも見どころ

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    みかえり阿弥陀やお寺の建築物そのもの

    本尊の阿弥陀如来立像は「みかえり阿弥陀」として有名です。
    山の傾斜に沿って作られた木組みの廊下「臥龍廊(がりょうろう)」臥龍廊は、屋根付きの渡り廊下の姿が、まるで龍のように見えるというところから名付けられています。


    そのほか、釈迦如来像が祀られた本格的な書院造の「釈迦堂」や応仁の乱で奇跡的に残った「火除けの阿弥陀」など見どころがたくさんあります。

    寺宝展

    紅葉を楽しむついでに寺宝を見学するのもおすすめです。永観堂の寺宝は、秋の紅葉時期に特別公開されています。

    絹本着色山越阿弥陀図(けんぽんちゃくしょくやまごしあみだず)(国宝)、長谷川等伯(はせがわとうはく)の波濤図(はとうず)(重文)など数々の寺宝があり、これらは寺宝展でなければ見ることができません。寺宝展期間は拝観料が1000円と高くなりますが、その価値は十分にあると思いますね。

    昼間とライトアップはどっちがいい?

    夜間も紅葉が素晴らしいのです。ただしライトアップの時間は多宝塔や本堂には上がれません。

    ライトアップの時は池に写る紅葉が美しく、雅楽の演奏があります。

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    紅葉の色を楽しむなら昼間、幻想的な光景を楽しむなら夜でしょうか。
    時間があればどちらも行きたいところです。



    永観堂は正式名称は禅林寺といいます。なぜ永観堂と呼ばれるのでしょう。

    平安時代から続く永観堂の歴史

    永観堂は通称で、正式には「禅林寺」といいます。空海のお弟子さんの真紹僧都(しんじょうそうず)が創立者で853年に創建されました。

    最初に紹介した、「奥山の岩垣もみぢ散りぬべし照る日の光見る時なくて」と詠んだ、藤原関雄(ふじわらのせきお)の別荘でした。
    真紹僧都の徳を慕って寄進したものです。

    真紹僧都は、「人々の鏡となり、役に立つ人づくりができるお寺としたい」と真言密教の実践道場として時代の指導者を輩出してきたのです。

    その後、高名な7代目の永観律師(ようかんりっし)が浄土念仏道場としました。永観律師は人々に念仏をすすめ、恵まれない人に慈善事業を盛んに行いました。永観律師を慕う人々によって禅林寺が永観堂と呼ばれるようになりました。


    永観堂周辺

    哲学の道

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    哲学の道とはもともと、1890年(明治23年)に琵琶湖疏水が完成した際に、管理用道路として設置された道で、明治の頃、文人が多く住むようになり「文人の道」と言われていました。

    その後、京都大学の哲学者が好んで散策し思案を巡らしたことから「哲学の小径」といわれ1972年(昭和47年)、地元住民が保存運動を進める際に「哲学の道」と名付け親しまれるようになったのです。

    南禅寺

    永観堂から南禅寺は徒歩10分
    言わずと知れた有名なお寺,南禅寺は臨済宗南禅寺の大本山。国宝や重要文化財に指定された伽藍や水路閣(写真)など歴史的建築物があり、見どころ満載です。

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    法然院

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    永観堂から哲学の道を通って鹿苑寺(銀閣寺)に行く間にあります。
    侘びた趣きの、茅葺(かやぶき)で数奇屋造りの山門や、谷崎潤一郎などの著名な学者、文人、画家の墓が数多くあることでも有名です。外国人観光客には日本のわびさびの世界が感じられると人気だそうです。

    慈照寺(銀閣寺)

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    説明する必要がないほど有名なお寺ですね。臨済宗相国寺派のお寺で室町幕府の8代将軍足利義政が金閣寺をまねて造園しました。


    まとめ

    古くから、もみじの永観堂といわれるほど、広い境内の全域に紅葉が見られ、毎年紅葉の時期には境内全体が鮮やかな赤に染まり圧巻の美しさ。
    秋の京都、しかも人気のスポットですので、平日でも混雑は予想されます。

    周辺には南禅寺や銀閣寺など、名だたるお寺も歩いて回れる範囲に点在しています。
    「どこも全部見たい」気持ちはわかりますが一つか二つに絞り、時間に余裕をもってじっくり味わってほしい場所です。

    最後に、

    口コミによれば新緑の青もみじの美しさも紅葉の時期に負けないほどだという声も多くありましたよ。

    できれば両方行ってみたいですね。

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