東福寺の紅葉を見に行こう!2018年の見頃から楽しみ方まで大特集!

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紅葉が美しい場所がたくさんある京都。中でもダントツに人気があるのが東福寺。

秋の京都いいなあー!東福寺、ぜひ行ってみたい!

人気なだけにかなり混雑するらしいよ。よーく調べてから行かなくちゃね。

ということで、人気の秘密、見どころ、混雑を避ける方法東福寺へのアクセスやなど、ご紹介します。




東福寺基本情報

住所:京都府京都市東山区本町15-778

4月~10月末まで
拝観時間  9:00~16:00 拝観受付終了は16:00 ※16:30に閉門
11月~12月初旬まで
拝観時間  8:30~16:00 拝観受付終了は16:00 ※16:30に閉門
12月初旬~3月末
拝観時間  9:00~15:30 拝観受付終了は15:30 ※16:00に閉門
拝観料:
境内は無料。通天橋、普門院庭園、方丈庭園は大人400円、小中300円
休業:期間中無休

2018年紅葉の見ごろと混雑状況は?

紅葉の見ごろは11月下旬から12月上旬までといわれています。2017年に訪れたひとの口コミから、見ごろの時期や混雑状況がよくわかります。

11月19日(日):紅葉は8割くらいで後数日すると全面紅葉するような感じですが、十分きれいでした。
11月20日(月):今が見時でした。混んではいますが、流れもスムーズ。
11月21日(火):紅葉の盛りです。すごい人でした。
11月24日(金):飛び石連休。朝一番でしたが見たこともない混雑でした。それでも通天橋からの美しさは息をのむ絶景。
11月25日(土):8時半の開門前に到着。この日は開門前にバスツアーが3団体ほどスタンバイしていました。



こうみると、昨年のピークは11月20日から11月末でした。おそらく今年のピークは勤労感謝の日(11月23日)の前後1週間といえそう。

でも、このところ異常気象続きなので、事前に紅葉情報は要チェックです。また、ピーク時の人出は想像以上の様子なので、できることなら2018年の11月23日(祝)から11月25日(日)の3連休は避けたほうが賢明といえそう。


混雑を避けるには?

口コミでもわかるようにピーク時には想像を絶する見物客が押し寄せる人気ぶり。少しでも混雑を避けるにはどうすればいいのでしょう?

平日の8時の開門前に並ぶ

平日の開場前に来て待つのが鉄則ですが、最近は平日といえども開場前から長い行列ができているそうです。そこそこ待つのは覚悟したほうがいいでしょう。

そして11月終わりともなると底冷えの京都。遊びに行って風邪をひいちゃったということが無いよう、防寒対策をしていきましょう。

通天橋以外から楽しむ

混雑する通天橋を避け、山門に向かって左側にある、臥雲橋(がうんきょう)からの紅葉を楽しむことができます。下から見上げる紅葉越しの通天橋も素晴らしい景色。それに、臥雲橋は入場無料ですから。「通天橋にこだわらない」という人は、ゆっくりと紅葉を楽しむことができますよ。

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散りぎわの紅葉

もしくは、12月に入って、少し紅葉のピークが去ったころも撮影禁止が解けて、ねらい目かもしれません。


ここまで見てきて、京都にはたくさん有名なお寺や神社があって、自慢のお庭も数々あるのに、なぜ東福寺の紅葉を見に、多くの人が押し寄せるのって思いませんか?気になるその魅力を探ってみましょう。

東福寺の紅葉がなぜそんなに有名なの?

最盛期の東福寺は広い境内全体が朱色に染まります。赤と朱と黄色が入り交じる、”もみじの錦”というのはこのことか!と実感できます。

境内には、寺を開山した、聖一国師(しょういちこくし)が中国の宋から種を持ち帰った、唐楓(からかえで:葉先が三つに分かれる三つ葉カエデ)を見ることができますよ。

東福寺の紅葉、その迫力は、多くの言葉を重ねてもなかなか伝えきれないので、百聞は一見に如かず!この動画でどーんと感じてください。

私が住んでる岡山でも紅葉の美しい場所はいくつかあるのですが、東福寺の紅葉は、そう、まさしく京都の秋!といえる雰囲気を満喫できるんです。

人気の通天橋

広大な境内に北谷、中谷、南谷という三つの渓谷を取り入れ、渓谷には東福寺三橋と呼ばれる、「偃月橋(えんげつきょう)」、「通天橋(つうてんきょう)」、「臥雲橋(がうんきょう)」が架けられ、すべての橋が重要文化財に指定されています。

三つの橋の中央に位置する通天橋は、本堂と普門院・開山堂を結ぶ橋。ここから眺める渓谷は「洗玉澗」(せんぎょくかん)と呼ばれ、そこに植えられた約2000本のカエデが織り合い、重なる密度の濃さが圧巻です!!

桜の木は一本もない?

JR東海 そうだ京都行こう!のキャッチコピー「六百年前、桜を全部切りました。春より秋を選んだお寺です」と紹介され、ますます人気が高まりました。

キャッチコピーの通り、東福寺には桜は1本もありません。これにはこんなエピソードがあります。

室町時代に、第4代将軍足利義持が、東福寺の画僧、吉山明兆(きっさんみんちょう)に、絵のほうびとして望みをたずねたら、吉山明兆は「桜が増えると皆が浮かれてしまい、修行の妨げとなるので、桜を禁じてください」と答え、足利義持は感動して、東福寺境内の桜すべてを切り倒させた。

ストイックですね。しかも切り倒させてしまう将軍の力って、強大というかすごいというか・・・

通天橋は有料で拝観料400円を払って渡ります。橋の真ん中あたりにある張り出し舞台が特等席。見下ろすカエデは錦の雲に浮かんだようで、いつまでもそこにたたずんで記念写真もたくさん撮りたくなります。

しかし・・・あまりに混み合い、危険ということで、2016年から、紅葉のピークにはは、残念ながら写真撮影は禁止になってしまいました。(2017年は11月12日から11月30日まで)美しい紅葉は目に焼き付けてください。

というわけで写真は青もみじですが、通天橋の張り出し舞台から見下ろしたカエデの木々。樹影の濃さがよくわかります。

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ライトアップ情報

ライトアップは京都のお寺であちこちで行われていますが、残念ながら・・東福寺ではライトアップは行われていません。けれど、25もある、東福寺の塔頭(たっちゅう:寺院のなかにある個別のお寺。寺院を護持している僧侶や家族が住んでいる子院のこと)のいくつかのお寺でライトアップがあります。

  • 勝林寺:2018年11月17日(土)~12月2日(日)日没から19時30分まで。
  • 天得院が2018年11月17日(土)~11月30日(金)に17時~20時30分まで。
  • 光明院:ライトアップはないのですが、重森三玲によって整備された池泉式枯山水庭園「波心(はしん)の庭」の紅葉は穴場です。また、内部にある丸窓から覗く紅葉風景も絵になります。




アクセス

JRまたは京阪電車

京都駅から東福寺へは、ひとつ目の「東福寺駅」で下車。大阪方面からは京阪電鉄「鳥羽街道駅」が便利です。どちらも徒歩約10分で、東福寺に行くことができます。

市バス

(202、207、208系統)は、「東福寺バス停」で下車。

マイカー

東福寺には駐車場がありますが、紅葉の期間(10月20日~12月10日)は閉鎖されるので、電車・バスの利用がおすすめです。




東福寺周辺ランチ情報

JRと京阪の東福寺駅周辺や京阪伏見稲荷駅周辺にいくつか、定食屋さんやお寿司、ラーメン屋さんなどあります。けれど京都らしいものあるいはおしゃれなカフェなどはあまりありません。
東福寺から京都駅はJRでひと駅2分。また京阪を使えば四条まで5分ほどですから、お気に入りのお店を探すのがお勧めです。
京都駅ランチ情報はこちら

祇園四条おすすめランチ情報ぐるなび

お寺の歴史

せっかく行くのなら東福寺の創建の歴史を知っておくといっそう興味深く楽しめますよ。

創建に19年

東福寺は鎌倉時代の中期、1236年に摂政・九条道家(くじょうみちいえ)が、高さ15mの釈迦像を安置する寺院を創建しようと発願したのがはじまりです。奈良における最大の寺院である東大寺に比べ,また奈良で最も盛大を極めた興福寺になぞらえようとの念願で,「東」と「福」の字を取り、東福寺と名付けました。

仏殿の建立には1255年までなんと19年もかかったのです。19年って赤ちゃんが生まれてほぼ成人するまでですよね~。

3度の火災で釈迦像、伽藍を喪失

そんな苦労したのに64年後の1319年に釈迦像は火災で焼失。その後も1334年、1336年の火災で伽藍の大部分を喪失しました。
その後室町時代1346年に関白・一条経道(いちじょうつねみち)が仏殿を再建。東福寺は永く京都最大の禅苑として兵火を受けることなく明治に至りました。

明治の火災と復興

ところが、1881年(明治14年)の火災で仏殿、法堂、方丈、庫裏などが焼失しました。
現在の本堂・方丈・庫裏などは明治以降の再建です。ただし、国宝の三門を始め、東司・浴室・禅堂などは焼け残り、中世の建物が現存しています。昭和9年に法堂をかねた仏殿が完成して、現在に至ります。

ほかにもたくさん東福寺とその周辺のみどころ

せっかく東福寺に行くのなら、通天橋や紅葉以外の三門や庭園、禅堂なども見逃さないで。

三門

Masao Takayama♂さん(@m.takayama4287)がシェアした投稿


1425年室町時代に再建された日本最古の三門(国宝)、日本最大で本瓦葺き切り妻造りの禅堂(重要文化財)

方丈庭園

昭和の名作庭家、重森美鈴の代表作で近代庭園の傑作とされています。

Yoshiko Okogiさん(@miko.okg)がシェアした投稿

禅堂

1347年に再建された日本最古で最大の座禅道場です。(重要文化財)

東福寺周辺

周辺のスポットにも足を延ばしてみましょう。
伏見稲荷
人気の京都観光スポット。ずらりと連なる美しい朱色の「千本鳥居」の並ぶ有名な伏見稲荷大社は東福寺から徒歩10分。東福寺の帰りに歩いていくことができます。
泉涌寺
東福寺から徒歩20分。真言宗泉涌寺派の総本山で皇室との関連が深く御寺(みてら)と呼ばれています。

まとめ

京都の紅葉ベスト3に入る東福寺。混雑するとはいえ、ぜひ訪れたい場所ですね。今年の紅葉の見ごろ情報を確認して訪れてみてください。

東福寺の三つの橋、素敵ね。それにしても行列必至のようね~
aya
aya

でもやっぱり行きたいね。平日の早朝に、早起きして行ってみよう♪

魅力あふれる東福寺の紅葉。ぜひ秋の京都に訪れたら行ってみてくださいね。

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