こんにちは。島根県の出雲出身のayaです。

ayaaya

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はじめましての方、自己紹介はこちら

先日ちょとした集まりがあって、自己紹介の時に出雲出身です!とお話したら、ある方がこうおっしゃいました。


「日本中の人が一度はお参りしたいと思っている場所が二つあって、伊勢神宮ともうひとつが出雲大社なんですよ。」
「え~そうなんですか?」とびっくりしました。高校生の時は学校から出雲大社まで歩いて遠足してましたから。

私にとって、出雲大社はごく身近な存在。毎年の初詣はもちろん、出雲大社だからです。
そしてこの記事でご紹介するのは出雲大社ではなくて、旧JR大社線の「出雲大社駅」です。




大社駅の思い出

実家へ帰省した際に、今回行ったのは出雲大社ではなくて、旧大社駅

出雲大社への電車は、現在は私鉄の「一畑電車」だけですが、30年前までは出雲市駅からJR大社線が乗り入れていました。

その駅が大社駅です。私が子供のころは国鉄の大社線でした。

若い人は国鉄と言ってもしらないだろうな~笑


旧大社駅から出雲大社まで2キロ。大人でも25分から30分かかり、子供にとってはとても遠い場所。「大社さん参りは、遠くてつらい」記憶が残っています(遠い目(笑))

国鉄から、JRとなった大社線は沿線の過疎化のため30年前に廃線となってしまいました。

その旧大社駅に何故行ったのかというと、とってもレトロで魅力的な場所だからです。


人気復活の出雲大社

縁結びの神様として知られている出雲大社。結婚や恋愛成就を願う女性を中心に、全国から多くの参拝者が訪れます。

また、旧暦の10月は神無月と呼ばれますが、実は全国の八百万(やおよろず)の神々が出雲大社に集う月だから。
出雲では神在り月といいます。その時には神々をお迎えする神迎神事(かみむかえしんじ)が行われます。

出雲大社がある大社町は島根県の東部にあります。門前町ならぬ、鳥居前町の町。

大社町は以前は、簸川郡(ひかわぐん)大社町でした。
2005年3月22日の市町村合併で出雲市になりましたが、少し前まで参道あたりに、古いお土産屋さんが細々と営業しているくらいで、寂しい雰囲気だったのです。(遠い目)

2013年に行われた60年に一度の遷宮は、20年に一度遷宮を行う伊勢神宮と「ダブル遷宮」となりました。

その年は日本中で「伊勢と出雲両参りブーム」が起き、おかげで、出雲大社の周辺はすっかりおしゃれでにぎやかに生まれ変わっています。



久しぶりに帰省し出雲大社へ遊びに行くと、出雲大社の参道周辺はとても賑やか。

かわいい雑貨屋さんや、「大鳥居」の目の前には「スタバ」ができて、参拝や観光客でにぎわっていました。
出雲大社の参道マップはこちら





それでは、話を旧大社駅に戻して、その魅力について説明しますね。

旧大社駅舎の魅力

大社駅構内にかかっている額に、旧大社駅の概要が書かれています。

この建物は、旧大社駅。明治45年(1912年)6月1日に開業し、平成2年(1990年)3月31日大社線の路線廃止により営業を閉じるまで、実に78星霜、明治・大正・昭和・そして平成へと一日も休むことなく走り続け、地域とともに発展しました。(中略)
宮殿風造りのこの旧駅舎は、駅長室には貴賓室を備え、・・・天井の高さ、シャンデリヤなどのゆかしさに往時を偲ぶことができますが、一歩戸外の風に立つとき、波打つ大屋根・反りの整飾美に度肝を抜かれるのです。(後略)

と書かれ、大社線や大社駅を愛する人々の思いに胸が熱くなりますね~。

今残っている駅舎は、実は2代目。山陰線が京都から益田まで全線開通した影響で、出雲大社への参拝者が増えたために、1924年(大正13年)に改築されました。441平方メートルの木造平屋建て建築です。

出雲大社の玄関口としてふさわしい建物にしようと出雲大社を模して建築されました。

設計したのは当時の神戸鉄道管 理局の技手だった丹羽三雄氏。

そして建築にあたって助言したのが伊東忠太(いとうちゅうた)氏。平安神宮や明治神宮を建てた人で、当時新進気鋭の建築家でした。

黒い屋根瓦に漆喰の白壁という純和風の建物で、出雲大社の大祭には皇室からのお使いの方を迎えるということで、貴賓室も作られています。

1990年(平成2年)4月1日に廃止された後も、建築学的にとても価値があるという理由で、ホームや駅の掲示などもすべて残されています。2004年に国の重要文化財に指定されました

美術品のような切符売場



「シャンデリヤ」という表現がよく似合う。



当時の時刻表がそのままのこっています。



駅舎前のベンチもレトロ。

現在は観光案内書として利用され、大切に保存されています。

無料で、駅の中やホームも見学することができますよ。
出雲大社の本殿からは少し距離がありますが、ぜひ足を延ばしてみてください。

旧大社駅情報

  • 住所:島根県出雲市大社町北荒木441-3
  • 問い合わせ:(出雲観光協会)0853-53-2112
  • 営業時間 9:00~17:00 年中無休
  • 駐車場 有り 約150台
  • 見学 無料

  • 交通アクセス

  • 一畑電車「出雲大社前駅」下車、徒歩13分
  • 出雲市駅から車で15分
  • 周辺のグルメ

    名物の割子そばを食べるなら、旧大社駅向かい50mの場所にある、「手打ちそば本家」大梶がおすすめ。


    出雲生まれの私にとってはそばが黒いのは普通。これは「挽きぐるみのそば粉」を使っているからです。

    割子そばとは、茹で上がったそばを割子(わりご)という三段重ねの朱塗りの丸い器に盛ったもの。薬味を乗せ、つゆをかけて食べます。


    大梶の人気は「三食割子」で900円。とろろ、卵の黄身、大根おろしが乗った三色割子が人気。3枚900円。もの足りないようなら枚数を追加できます。追加は一枚240円。

    もみじおろし、ネギ、のりだけが載っているのが普通の割子そば。3枚で720円です。

    割子そばの食べ方が書いてありました。タレ(そばつゆ)はうるめいわし、日高昆布、地元の醤油を使い甘口に仕上げてあるとあります。
    確かに魚介のうまみがたっぷりのつゆでした。


    出雲大社の周辺に出雲そばのお店がありますが、混んでいるし観光地価格のところも。大梶は少し離れているせいもあって比較的空いています。値段設定も低め。昭和の雰囲気がある良いお店でした。

    本家大梶(手打ちそば)

  • 住所:島根県 出雲市 大社町北荒木 451-4
  • 電話:0853-53-2867
  • 定休日: 木曜日
  • 終わりに

    旧大社駅の魅力をご紹介しました。

    出雲大社から2キロ、一畑電鉄大社駅から1キロほど。
    少し離れていますが、趣ある旧大社駅の駅舎をぜひ、見に足を延ばしてみませんか?

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