よ~し、つぎは英検準1級だ!と、意気揚々と宣言してみたのですが、英検準1級は「かなりすごい」と聞いて、少しひるんでいます(汗)。
そこで、英検準1級がどのくらいすごいのかを調べてみました。
この記事では
- 英検準1級に求められる単語力
- 英検準1級はどのくらいすごいの?
- 英検準1級と英検2級の受験内容の違い
- 英検準1級に合格に向けて学習法
の内容で、英検準1級についてまとめました。
実は、英会話でクラスメートになった、アラフィフママさん。とてもがんばって英検準1級に合格したんですよ。すばらしい!
昨年合格した彼女、英検準1級の手ごわさについてこんな風に教えてくれました。
- 聞きなれない単語がすごく多い
- 普通の英語の会話では、絶対使わない単語がいっぱい
- 覚えては忘れるので、毎朝5時起きでひたすら勉強してへとへとだった
- 忘れすぎてほんとに情けなかった・・・
そんなに大変なのね・・・( ;∀;)
彼女を悩ませた、英検準1級の試験に出てくる単語ってどんな感じなんでしょう?
英検準1級に求められる単語力って?
英検準1級に求められる単語の量は、なんと7,500から9,000語というのです!!
英検2級は、4,000から5,000語なので、倍近く覚えなくてはいけないのですね~。
2級の単語さえ、もう記憶の彼方・・・
なんだかモチベーション保てるか自信なくなってきた。
参考書を見てみると、発音や綴りが似ているけど、意味が全く違う単語も多いのです。
例えばこんなの・・・
sensible 分別のある
sensitive 敏感な
sensational 素晴らしい
こんなのとか・・・
unanimous 満場一致の
anonymous 匿名の
こんなのも・・・
reluctant 気が進まない
relevant 関連性がある
redundant 余分
ほぼ聞いたことがない単語ばかりです。
英検準1級に合格できるレベルってどのくらいすごいのでしょう?
英検準1級のレベルはどのくらい?
英検準1級がどのくらいすごいのか調べてみると・・・
英検準1級の合格率がすごい
英検準1級の合格率はなんと、約15%なんですよ。
ちなみに英検2級の合格率は約25%。2級の25%だって、まあまあ厳しい道のりだったのでは?
アラカンで2級に一発合格できたのはすごいじゃん。と自画自賛したくなる気持ちもわかってもらえます?(笑) ←しつこい!
すみません。話を戻しましょう。
とにかく、英検準1級の合格率は15%前後と難関。何度もチャレンジする人も多いのですって。
それに、筆記試験の一次試験が終わっても、実技、つまりスピーキングの二次試験もありますから・・
このくらい難易度が上がる準1級、合格すれば高いレベルと認められそうです。
履歴書に書けるレベル
準1級は履歴書に書いても恥ずかしくない資格。
これは、「社会生活をするのに必要な英語」を充分に理解して、使うことができる・・つまり、
”実用的な英語力”がちゃーんとありますよっていう証明になるわけですね。
たしかに履歴書に書けば、この人、英語ができるんだ♪と一目置かれそうです。
そんな、英検準1級。受験内容は 具体的にどんなものなんでしょう?
英検2級の試験と比較してみましょう。
英検準1級と英検2級の受験内容の違いとは
英検準1級と英検2級の受験内容の違いを見てみましょう・・・
英検2級の受験体験はこちら。
英検準1級の1次試験内容
英検準1級の試験と2級の試験の試験内容と時間をみてみましょう。
英検準1級では
筆記試験が90分:リーディング41問、ライティング1問
リスニングテストが30分:29問
合計120分
英検2級では
筆記試験85分:リーディング38問、ライティング1問
リスニングテスト25分:30問
合計110分
英検準1級の時間や問題数が、わずかに多い程度ですね。
英検準1級の試験問題は、日常生活に関するものが多いのですが、ビジネスや科学、新聞報道など幅広いジャンルから問題が出されるようです。
そして、とにかく単語を知らないと答えられない・・
また、 二次試験も、英検2級よりはグンとランクアップします。
二次試験の違い
英検2級の二次試験では「問題カード」を黙読した後読み上げ、3つのイラストを説明しました。
カードの内容に関連した質問に、即座に答えるのが難しかった~ !
ちなみに英検2級の二次試験の様子をくわしく記事に詳しく書きました。
英検準1級のスピーキングでは「問題カード」のイラストが1つ増えて4つになります。
また、2級ではイラストを見て「説明する」だったのが、準1級では物語を語るようにナレーションをしなければならないんです。
たった1分考えて2分間で説明・・(;’∀’)
私の2級の2次試験は、合格ラインギリギリでした。これはスピーキング力を日ごろからもっと鍛えなければ~ !!
とにかく、取り掛かるのは語彙力、つまりたくさんの単語を知って使える力を伸ばすこと。
実際に、英検準1級のテキストを学び始めてみたら、聞きなれない単語が多くて手ごわいのです。
例えば、
arrogance 傲慢さ
disturbance 騒動
descendant 子孫
opponent 敵対者
evacuation 避難
obligation 義務
知ってる単語ありましたか?
私はほぼ全滅。唯一evacuation(避難) だけ知っていました。災害に関するトピックを学んだ経験があったからですかね~。
これは、心してかからなければ!
7,500から9,000語もの英単語。覚えるだけではなく、文章表現の中で理解しないといけません。
どうやって覚えていけばいいのでしょう。
英検準1級合格のための学習内容はどうすればいいの
英検受験準備にあたって、調べていたら、こんな文章がありました。
英検対策で重要なのは、目標級のレベルと現状の英語力、そして目標と現状のギャップを把握することです。 そして、そのギャップを埋めるために必要な学習を洗い出し、後は継続して学習を進めていきます。そうすれば、必ず英検は合格できます。
英検合格に才能は必要ありません。必要なのは「正しい努力」それだけです。
正しい努力とは、「目標達成のために必要な学習を継続する」ということです。
英検合格に才能は必要ない。正しい努力・・・そうなんですね。
また、続けてこうも書かれていました。
今まで英検2級までは「どこかで見たことがある」という単語が多かった人も、英検準1級になった途端、「え?全く見たことない…」と感じる単語が一気に多くなり、点数が全くとれないということも起こりうるのです。
文法も作文など、いろいろなスキルが必要ですが、 まずは語彙力ですね。
1年後の受験めざして、まずは単語力を上げることを目指さなきゃ!
単語学習の教材
英検準1級めざして、学習の計画を立てました。
昨日覚えても今日になったら忘れるアラカン世代の私・・・高校生なら2~3度で覚えるだろうけど、とにかく回数を増やしてとことんインプットしようと思います。
すき間時間に単語を覚える
ただ単語帳で覚えるのは苦痛ですよね。ゲーム感覚でできるアプリがあります。
大好きな英単語のアプリmikan。
mikanの特徴はこんなことです。
- すき間時間にゲーム感覚で単語練習ができる
- ネイティブの発音が使われている
- 何よりかわいいしほめ上手
- 苦手な単語、うろ覚えの単語など、選んで練習できる
英単語アプリのmikanは、ここからダウンロードできますよ。
mikanの詳しい使い方はこちらの記事にも書いています。
また、通勤時間の活用で聞き流しをするのが、出る順パス単。本についているQRコードを使って「英語の友」アプリで音声が聞けますよ。
参考書1冊をとことん繰り返す
参考書は、あれこれ買わず、1冊の テキストを何度も繰り返し学習するのがいいんですって。
私が気に入っているのは、英検2級の受験勉強でとても役立った、「ひとつひとつわかりやすく」のシリーズです。
このシリーズは、英検2級の受験にも使ったのですが、解説がていねいで、イラストもかわいいし、読みやすいのが気に入っています。
まずは、3か月間、単語と参考書を一通りやって語彙力アップに挑戦します。
さて、アラカンのチャレンジ、英検準1級に合格なるか?
これからも、進捗状況をお知らせするので応援してね。
あなたも一緒に頑張りましょう。
コメント
こんにちは。僕は明治大学国際日本学部に通っている大学生です。僕は浪人経験者で高校卒業してすぐの2019年第一回の19歳の時に英検準一級を獲得しました。2000年生まれのミレニアムベイビーです。笑
明治大学のこの学部では準一級を持っている人だけで受けられる試験があり、そこの方が倍率が低いだろうと考えて猛勉強しました。いざ合格して入ってみると、回りの生徒がほぼ全員英検準一級を持っていて、ほんとにレベルが高いと思いました。僕が獲得の時に一番苦戦したのは単語です。僕はWord Holic というアプリを用いて自分で単語帳を作りました。パス単という単語帳で分からない単語をアプリにまとめて当日までに単語帳の85%を覚えるようにしました。
Noriさん、ブログを読んでくださって、コメントまで書いてくださるとは感激です。大学生なんですね。私の子供よりずっと年下(*^^*)
明治大学には、準1級を持っている人だけ受けられる試験があるんですか。英語の関係の学部でしょうか?努力家のNoriさん、これからもたくさん挑戦してくださいね。
高校生や大学生でもやはり単語は苦戦するのですね!これは手ごわいぞ・・単語アプリの事を教えてくださってどうもありがとうございます。
覚えるより忘れるほうが早いくらいの私ですが、こつこつ時間がかかってもがんばってみようと思いました。